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LINEスタンプの名前系についての考察

最近多いですね、2016年くらいに流行って2017年5月現在いまだに新着にガンガンリリースが飛んでいる印象です。

(さっちゃん専用とかそういうやつですね、さっちゃんに悪意はありません)

一部の気合入ったものを除いて大体は量産量産で1セットの半分くらい入れ替えてセリフの名前だけ変えてリリースしている感じでしょうか

恐らくその辺のスタンプよりはターゲットが絞れている分売れるのかな、と思います。10人中8人が買うかもしれないスタンプではなく10人中1人が確実に買うスタンプです。

メリットは

  • 一定の需要がある
  • 検索ヒットが狙える
  • 売上が予測できる

デメリットは

  • 大ヒットはしない(といってもさっちゃんスタンプであれば全国数万?人のさっちゃんがターゲットになります。)
  • ピンポイントに名前を用意しないといけない
  • ターゲットが絞られているので他の人が使っていてもそこから売上は発生しにくい

人気スタンプにしか需要がなさそうな検索機能ですが名前スタンプの場合は威力を発揮します。これがでかいと思います。

自分の名前スタンプがほしい時はまず検索するしかないので新着から埋もれてしまったスタンプでもユーザー側から探してくれます。

ユーザーから探してくれるスタンプはこれくらいのものでしょう、初めに考えた人賢いです。

デメリットに挙げたように大ヒットはしませんが確実に需要があるのはわかっています。

他の人が使っているのを見て買う、という王道を使えない代わりに検索から来てくれるのでそこはいいでしょう

名前を揃えないといけないのでひたすら量が必要になりますがそこは仕方ないのでがんがん作っている人が多いようです。

もう一つメリットに挙げた「売上が予測できる」ですが、作る前にその名前で検索すれば大体わかります。

「さっちゃん」向けはぱっとみ2000個ぐらいあってこれは作っても埋もれちゃうかなといった感じですが例えば「高岡」向けスタンプは2個しかありません。

(ちなみに僕の名字が高岡なので探した時にそうなりました)

全国の高岡さんは2個の中から選ばざるを得ないのです。全国で推定13389人いるとされている高岡さんから、LINEをアクティブに使っている日本人の割合が50%の6000人くらいなので、

その中でさらにLINEスタンプを買うのが2割の1200人、名前スタンプが欲しいのがまあその半分くらいだとしたらざっくりですが600人にリーチできます。

なので今から高岡向けスタンプを作ると大体600人くらいに3択を迫ることが出来ます。実際には既に購入済みのユーザー等を考えるともう少し減ると思います。

このあたりは名前系スタンプを作っている人ならもう少し正確に予測できそうですね。

後は先発のスタンプとジャンルや作風が被らないようにすればちょっとは売れそうです

仮に「高岡」向けで作って、1年位かけて300人に売れれば9000円くらいになります、名前系を作っている人なら恐らく1セット作るのにそう時間はかからないでしょう、3時間で作れば時給3000円くらいになります。

なので作る時は全国の名字人口と既存のスタンプを照らし合わせて下調べをしましょう、もしかしたら金脈があるかもしれません。

結構適当ですが考察は以上!