LINEスタンプを描く時は基本的にIllustratorで描いています。たまーに手書きでラフを描くことはありますがPCで作業する時はIllustratorです。よく使う効果や小技をまとめます。
作風的にもよりますが整った線でほんのり手書き感があったほうが初心者感が無くなります。(そんな気がしています。)
また完全な主観なのでそんなことねーよって場合もありますが、方針としてはいかにイラストにおける「安っぽさ」をどうやって無くすかに注力しております。
紹介する手法のやり過ぎは禁物です、こういうのはさり気ないくらいが丁度よいのです。
とにかく普通に色を塗りたい
もちろんあります。パスや矩形やら変なブラシ機能しかないやんけ!!と途方に暮れて「俺はただ色を塗りたいだけなのに・・・」と絶望していたら普通にありました。
「ツール」→「塗りブラシツール」ショートカットキーは「shift + B」です。
これがマウスをぐりぐりすると塗り絵ができる直感的な塗り機能です。
手書き風の線に見せる効果
パスツールで描いただけだと線がはっきりしていて味気ない仕上がりになるので一通り描いた後に手書きっぽい少しだけ滲んだような線に変更しています。
「効果」→「パスの変形」→「ラフ」で下記の設定をよく使っています。
サイズ:1px
詳細:100インチ(ここはお好みで調整)
ポイント:丸く
塗りを手書きっぽく見せる効果
背景色や塗が必要な場合、単色での塗りつぶしよりも少しムラや手書き感があったほうが良いため鉛筆などでささっと描いた風の効果を付けています。こちらもやり過ぎは安っぽく見えます。
「効果」→「スタイライズ」→「落書き」からお好みで選択。