2ヶ月ほどコンスタントにLINEスタンプを作っています、大体一日最低3枚を目安に描いています。
最初の頃は順々にスタンプを作っていき、40枚溜まったら仕上げてリリース、という流れを踏んでいたのですが慣れてきたこともあり最近はいくつかのスタンプを並行して進めています。
折角なので手順をまとめてみることにしました。
1.テーマを決める。
自分は基本的には「ねこぱっち」シリーズを作っています。
作り始める時に派生で子猫オンリーのものだったりその時々のランキングを参考に流行っているテーマを一つ決めます。
ランキングを見ると「敬語」「毒舌」「日常会話」「基本」、さーっと見ただけでこれくらい見つかります。最初の最初は基本的な挨拶やYES、NOを揃えたスタンプを作りますが第二弾・三段としていく上で、まったく別のキャラで作るか上記を参考にテーマを一つ決めて作成するスタンプの方向性を決めます。
これで内容に一貫性が保たれて全体的に偏ったりしなくて済みます。
2.既存(競合)のスタンプを参考にする
これから出そうとするジャンル、例えば「敬語」系を作ると決めたら既に売れている敬語系スタンプをざーっと見ていきます。
作風が似ているものや売れているものを探してどういったスタンプが人気なのか市場調査をします。
3.セリフを決める
スタンプは基本的に40個1セットでリリースします、そのうちの7〜8割はセリフがありそれ以外も表情で表現されていたりします。
セリフのバリエーションを40個を目安に上げましょう、全体のバランスを見て「使えるスタンプ」の構成を考えます。挨拶・御礼・喜怒哀楽などなど大体入っている定番もあります。ユーザーの多くは単発で買ったりすることが多いので基本的な表現が抑えられているほうがうれしいです。
もちろんセリフがシュールなスタンプや毒舌などテーマによっても挨拶などを入れるかどうかは変わってきます。
テキストで構わないのでこういうセリフを入れようというのを40個ほど上げておいて、後からそれを表情で表現するのか言い回しを変えてセリフとして使うのか決めればよいのです。
これが出来ているとスタンプの一貫性とバランスが保たれて手戻りが少なくなります。
4.セリフに合わせてイラストを描く
相変わらずマウスでイラストレーター使って描いています。
先程考えたセリフを元にイラストを起こしていきます。競合のスタンプを存分に参考にしましょう。もちろんトレースするのではなく参考に、です。
1〜3をしっかり行っておけば後は変に考えずにひたすら描くのみですので気づけば1セット完成しています。簡単ですね、冗談です。
セリフを参考にと言いましたが全てそうする必要はなく、ぱっと思い浮かんだ良い表現はどんどん描きましょう、余白も大事です。
当面はとにかく描くこと。
技術は後から追いついてくると信じているので今はこの調子で作るのみです。売れねえ文句は100個作ってから言おうと思います。
そんなわけでテーマを決めてそれをフォルダ管理して、今日はこのテーマのやつ書こうかなーと気分で進めています。
もし興味がある方は下記から全作品を見ることが出来るのでご覧頂けると幸いです。