LINEスタンプが売れる経路は限られています。基本的にはどれだけ流入があるか、で決まります。
今回はスタンプのクオリティ云々の話ではなくマーケティング寄りの考察です。
ぱっと初めてみたはいいものの全然売れないってのはよくある話です。
いかに売れるかどうかで考えるのなら単純に流入経路を増やしてスタンプページへのアクセスを増やすことに注力すれば良いのです。
買ってくれるかどうかはスタンプの質や興味などに左右されますがそもそも販売ページのPVが少なくては売れるものも売れません。
- ランキング(人気スタンプ)に載っていた
- 友人が使っていた
- 新着スタンプに載っていた
- SNS等メディア(ブログやTwitter等)で掲載・紹介されていた
- 関連スタンプにあるのを見た
上記が主な流入経路です。さて、1は売れた結果なので今回は置いておきます。
2-5に時間を割けばPVを獲得することが出来ます。どれも売れる可能性を秘めているので順に解説していきましょう。
友人が使っていた
友人が使っているスタンプが気になってタップするとスタンプの販売ページに飛ぶことができます。
売れた後も勝手に広告として機能してくれるナイスな仕様です。
ここは自分の友達でなかろうと買ってくれた人全てが対象になりますが売れていなければそもそも機能しません。
作ったから買って、というのは簡単ですが失うものも大きそうです、というかその人の普段の行いが出る部分なので本筋ではありません。
自分で配ればいいのです。LINEスタンプにはプレゼント機能があります。SNSやGoogleで広告を打つよりだいぶ効果的です。広告費用と割り切るのです。
仮に100人に自腹きってプレゼントしても大体9000円くらいで済みます。
SNSやGoogleで9000円広告打って9000円分もとを取るには300DLほど必要です。
そうじゃなくて例えば友達100人に自腹で「スタンプ作ったよ!」とプレゼントしたとします。まあよっぽど残念クオリティでなければ何回かは使ってくれるでしょう。
100人がそのまた友達に使ったら?そのまま広告として機能します。
仮に10人に送ったとしましょう、1000人にリーチできます。その辺のブログに貼ってあるあからさまな広告と違いただのスタンプです、しかも赤の他人ではなく知り合いが使っているスタンプです。
そのまた友達が興味をもって買って、またその友達が買って・・・と続いてくれれば良いですね。
新着スタンプに載っていた
短命ですが効果はあります。なんせLINE公式の導線です、目につく可能性は大いに期待できます。
狙ってするもなにも新しくスタンプをリリースするしかないのでスタンプを作りましょう。頑張れ。
しかしリリースし続けることで5番目の「関連スタンプ」に自分の他作品が上がってくるので「新作を作ること」は最もコスパ良いです。継続は力なり。
新着スタンプの掲載について考察・検証したのでリリースタイミングが気になる人はこちらをどうぞ
http://www.kisjam.com/blog/about-the-order-of-new-arrivals-stickers/
SNS等メディア(ブログやTwitter等)で掲載・紹介されていた
ある程度認知度があるとLINEスタンプ公式や他の方からRTや紹介をしてもらえることがあります。
紹介してもらうのは運ですが自分で広報することは出来ます。とりあえずTwitterアカウントは作りましょう、リアルアカウントが嫌ならそれ用のを作って構いません。
フォロワーが多いアカウントを持っていてスタンプ発売しました!とツイートしてそれが拡散するパターンが一番いいですね
Twitterに関してはこちらの記事で書いています。
http://www.kisjam.com/blog/about-twitter-account-operation/
最近は試験的にInstagramも運用始めました、こちらもTwitterと似た頻度で更新しています。
http://www.kisjam.com/blog/about-instagram/
関連スタンプにあるのを見た
シリーズ物は特にそうですが自分のスタンプの「関連スタンプ」からの流入も侮れません。
気に入ったスタンプのシリーズ物なんかはあとから見て買う可能性が十分考えられます。たまにシリーズ各種が揃って売れるパターンもあります。
結論
SNSを使って個人のブランディングをしつつ、スタンプを作り続ける。
これが王道です。冒頭で友達云々書きましたが正直ここに力を入れるよりかはSNSに注力したほうが伸びしろがあります。自分のファンを増やしましょう、そして良いコンテンツ(スタンプ)を増やしましょう。
上記に上げた方法はどれも初っ端から売上を上げてくれるものではなく続けた結果フォロワーやファンが増えて売上に連動するやり方です。もちろん一発当てる可能性もあるので例外はありますが大多数はこちら側だと思います。
0から始めるのであればしばらくは芽が出なくとも続けるくらいの覚悟は必要です。継続することが大事です。
これからも定期的に売上報告や施策の経過報告記事を上げていくので興味のある方はたまに見てみてください。